イチゴ 青枯病

病原:Pseudomonas solanacearum (Smith 1896) Smith 1914
病徴:育苗期に発生し葉柄が紫紅色になり下葉から萎ちょうし脱落する。葉柄が侵されると葉が萎ちょうして青枯れ状になる。地際部の維管束は褐変し細菌粘液が浸出する。
伝染:本病菌は土壌中で1年以上生存し,移植などで生じた根の傷口から侵入して感染,発病する。地温30度で多発する。
防除:無病地で採病,育苗を行う。ナス,トマト跡地のイチゴ栽培は避ける。発病地は作付け前にクロルピクリン剤で土壌消毒を行う。

参考: イチゴ 青枯病 - 日本植物病名データベース

青枯病(クラウン):クラウンの導管は黒褐色になり,白色の牛乳のような液(病原菌)を出す。