キュウリ 灰色疫病
病原：Phytophthora capsici Leonian
病徴：葉，茎，果実に発生する。 葉では円形の暗緑色，水浸状の病斑を生じ，軟腐する。 茎では主に地際部が侵され，細くくびれて暗緑色に軟腐し，罹病株に白色粉状の菌そうを生ずる。 果実では罹病部がくぼみ，暗緑色，水浸状になり，白色粉状の菌そうを生ずる。
伝染：病原菌は被害株とともに土壌中で，菌糸または卵胞子の形で生存し，降雨，灌水によって伝染する。感染すると遊走子のうを形成し，遊走子を放出して２次伝染する。
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