キュウリ うどんこ病 (Powdery mildew)

病原:Leveillula taurica (Leveille) Arnaud
病原:Sphaerotheca fuliginea (Schlechtendahl : Fries) Pollacci

病徴:葉,茎,葉柄に白粉状のかびが生える。病勢が進むと枯れ上がる。

伝染:本病菌は空気伝染し,ウリ類が周年栽培されるところでは伝染がくり返される。乾燥条件下で多発し,施設栽培での被害が大きい。露地栽培では秋の抑制栽培に多く,多肥は発病を助長する。

防除:薬剤はモレスタン水和剤の散布,または,くん煙処理(モレスタンH50),蒸散器(MSグレン)処理が有効。 トップジンM水和剤,ミルカープ液剤,ポリオキシン乳剤,水和硫黄剤,大豆レシチン剤が有効。その他,ダコニール,ユーパレン水和剤,サンヨー乳剤はべと病との同時防除を可能にする。

参考: キュウリ うどんこ病 - 日本植物病名データベース

リンク:カボチャ うどんこ病 (写真あり)

[キュウリ病害 一覧]   [有用植物病害診断トップ]

Copyright (c) 2002- NARC