メロン つる割病 (Fusarium wilt)

病原:Fusarium oxysporum Schlechtendahl: Fries f. sp. melonis (Leach et Currence) Snyder et Hansen

病徴:茎の地際部が暗緑色に水浸状になり桃色のかびが発生する。また,維管束が褐変し根が褐色に腐敗する。しかし,地際部に変化が現れずに株全身でしおれ,萎ちょう,枯死することもある。
伝染:本病菌は土壌伝染する。地温20〜23度,酸性土壌,窒素肥料過多は発病を助長する。
防除:種子消毒を行う。床土はクロルピクリンなどで土壌消毒する。カボチャ(白菊座)台木接木栽培するが台木用カボチャの品種によっては不親和による急性萎ちょうが発生するので注意する。

参考: メロン つる割病 - 日本植物病名データベース

つる割病(株):葉は黄化し,株は萎ちょう枯死する。

つる割病(つる):地際から褐変して,導管が褐変する。

[メロン病害 一覧]   [有用植物病害診断トップ]

Copyright (c) 2002- NARO