病原:Fusarium oxysporum Schlechtendahl : Fries f. sp. lactucae Matuo et Motohashi
病徴:育苗床と定植後の本畑で発生する。育苗期には本葉2〜3枚のころ地上部が黄化,萎ちょうして枯死する。根は褐変腐敗するが,維管束部の変色は顕著ではない。本畑での発生は,早いものは定植10日後ころから発生し始める。
はじめ外葉の葉縁から黄変し,進展すると外葉の数枚が黄褐色に変わって枯れる。その上葉は萎縮して生育不良となり,重症株は萎ちょうして枯死する。被害株の支根は褐変,腐敗して脱落しやすい。
主根の維管束部は淡褐色〜黒褐色に変わり,進行したものは中心部に空洞を生ずる。
参考:
日本植物病名データベース