病原:Cercospora carotae (Passerini) Solheim
病徴:若い葉の葉柄,葉面に赤褐色から紫褐色の小型の斑点を形成し,後に拡大し黒褐色に変わり,葉がしおれる。高温,多湿条件では病斑の表面に灰白色から淡褐色のかびを生じる。
伝染:本病菌は種子や被害残渣で伝染する。本病は高温,乾燥条件で発病し,肥料切れは発病を助長する。
防除:種子は健全種子を用いるか種子消毒を行う。本病は7〜9月の高温時に発病するので,ポリオキシン水和剤,銅水和剤による黒葉枯病との同時防除を行う。
参考:
日本植物病名データベース