トマト 黄化えそ病 (Spotted wilt)
病原:Tomato spotted wilt virus (TSWV) (トマト黄化えそウイルス)
病徴:新葉は黄化して株の伸長は止まる。 葉に褐色のえそ斑,茎・葉柄にえそ条斑を生ずる。 果実には褐色のえそ斑を生じてこぶ状に隆起し,奇形となったり,または輪紋状の病斑を生ずる。
伝染:ネギアザミウマ,ダイズウスイロアザミウマなどアザミウマにより永続伝搬。汁液接種で容易に伝染するので,管理作業によっても伝染する可能性がある。種子伝染,土壌伝染はしない。伝染源はダリア,ノゲシ,オニタビラコなどの発病株である。
参考: トマト 黄化えそ病 - 日本植物病名データベース
トマト黄化えそ病 - 天敵Wiki黄化えそ病(株):株の先端の葉は萎縮して,黄化し,生育が止まる。
黄化えそ病(果実):果実の表面にリング状の「えそ」を生じる。
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