病原ウイルス 性状詳細

オオムギ斑葉モザイク病 Barley stripe mosaic
病原ウイルス : Barley stripe mosaic virus
ムギ斑葉モザイクウイルス(Barley stripe mosaic virus,BSMV)はHordeivirusグループに属し,全世界に発生が認められている。
汁液接種でChenopodium属の植物に局部病斑を,各種のイネ科植物に全身感染してモザイクを現す。病徴,寄生種の異なる各種系統の存在が知られている。感染細胞の超薄切片の電顕観察により,プラスチッドやミトコンドリアの変性が認められる。
分類: ホルデイウイルス Hordeivirus
核酸種類: RNA
核酸鎖性: 1本鎖
核酸文節数: 3
蛋白種類数: 1
粒子形態: 棒状
媒介者: なし
伝搬様式: 該当なし
汁液伝染: あり
種子伝染: あり
土壌伝染: なし

判別植物接種葉上位葉
C. albumL-
ライムギ-M
トウモロコシ--
テンサイL-
コムギ-M
オオムギ-M
イネ--
C. quinoaL-
C. amaranticolorL-

この病原による他の病害
コムギ斑葉モザイク病


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