病原ウイルス 性状詳細

オオムギ萎縮病 Barley rosette,green mosaic
病原ウイルス : Soil-borne wheat mosaic virus
ムギ類萎縮ウイルス(Soil-borne wheat mosaic virus,SBWMV)はFurovirusグループに属し,アメリカ,ヨーロッパにも発生している。
宿主範囲は中程度で,各種イネ科植物のほか,汁液接種で,数種双子葉植物に感染する。Chenopodium属植物の接種葉に局部病斑を形成し,検定植物に使用できる。Tobamovirusとの間で,遠い血清関係が認められている。オオムギとコムギに対する寄生性の異なる系統が存在する。
分類: フロウイルス Furovirus
核酸種類: RNA
核酸鎖性: 1本鎖
核酸文節数: 2
蛋白種類数: 1
粒子形態: 棒状
媒介者: 菌類
伝搬様式: (不明)
汁液伝染: あり
種子伝染: なし
土壌伝染: あり

判別植物接種葉上位葉
ライムギ-M
モロコシ--
トウモロコシ--
ツルナL-
コムギ-M
オオムギ-M
イネ--
C. quinoaL-
C. amaranticolorL-

この病原による他の病害
コムギ萎縮病


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