病原ウイルス 性状詳細

ダイズモザイク病 Soybean mosaic
病原ウイルス : Bean yellow mosaic virus
インゲンマメ黄斑モザイクウイルス(Bean yellow mosaic virus,BYMV)はPotyvirusグループに属し,世界各地で発生が認められている。
ウイルス粒子の形態は約750×13nmのひも状である。
宿主範囲はウイルス系統により異なるが,マメ科植物を中心にアヤメ科,アカザ科,ナス科植物が伝染源である。
寄生性の異なる普通系統,ソラマメモザイク系統,エンドウモザイク系統などがしられている。えそ系統(BYMV-N)は現在,クローバ葉脈黄化ウイルス(CYVV)とされている。
分類: ポティウイルス Potyvirus
核酸種類: RNA
核酸鎖性: 1本鎖
核酸文節数: 1
蛋白種類数: 1
粒子形態: ひも状
媒介者: アブラムシ
伝搬様式: 非永続伝搬
汁液伝染: あり
種子伝染: なし
土壌伝染: なし

判別植物接種葉上位葉
カボチャ--
ペチュニア--
ペポカボチャ--
ダイズ-M
ソラマメ-,LM
センニチコウ--
ササゲ--,M
カブ--
エンドウ-M
インゲンマメ-M
アズキ--,M
N. glutinosa--
C. amaranticolorL-,CS,M

この病原による他の病害
ホウレンソウモザイク病


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