病原ウイルス 性状詳細

メロン葉脈黄化病 Melon vein yellowing
病原ウイルス : Melon vein yellowing virus
メロン葉脈黄化ウイルス(Melon vein yellowing virus,MVYV)はLuteovirusグループに属する。
ウイルス粒子は直径26nmの球状で,篩部細胞の細胞質や液胞内に散在あるいは集塊し,篩部に局在する。
本ウイルスはワタアブラムシで伝搬されるが汁液接種はできない。アブラムシは獲得吸汁4週間で高率に保毒し,保毒虫は6日以上感染力を保ち,永続的に伝搬する。キュウリも発病するが,その他の植物では明らかではなく,伝染源も明らかでない。
分類: ルテオウイルス Luteovirus
核酸種類: RNA
核酸鎖性: 1本鎖
核酸文節数: 1
蛋白種類数: 1
粒子形態: 球状
媒介者: アブラムシ
伝搬様式: 永続伝搬−循環型
汁液伝染: なし
種子伝染: 不明
土壌伝染: 不明


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