病原ウイルス 性状詳細

ホウレンソウモザイク病 Spinach mosaic
病原ウイルス : Beet necrotic yellow vein virus
ビートえそ性葉脈黄化ウイルス(Beet necrotic yellow vein virus,BNYVV)はFurovirusグループに属し,ヨーロッパ各国およびアメリカ,中国などで発生が認められている。
ウイルスは長,中,短の3粒子からなり,4系統が報告されているが,系統により短粒子の有無あるいは長さが異なる。
増殖酵素は長粒子に,外被タンパクと菌伝搬性は中粒子に,そう根症状の発現は短粒子にそれぞれ支配されている。
BNYVVの宿主範囲は狭く,ほぼアカザ科の植物に限られる。汁液接種のほか,Polymyxa betaeによって土壌伝染する。BNYVVを保毒したP. betaeの休眠胞子は土壌中で長期間生存することができる。
分類: フロウイルス Furovirus
核酸種類: RNA
核酸鎖性: 1本鎖
核酸文節数: 2
蛋白種類数: 1
粒子形態: 棒状
媒介者: 菌類
伝搬様式: (不明)
汁液伝染: あり
種子伝染: なし
土壌伝染: あり

判別植物接種葉上位葉
カボチャ--
ペチュニア--
ソラマメ--
センニチコウL-
ササゲ--
カブ--
インゲンマメ--
N. glutinosa--
C. amaranticolorL-


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