2.病害虫・雑草防除
(3)植物・有機物利用等による病害虫防除技術
1)病害虫抵抗性品種の開発と利用
ウ.野菜
(ア)病害
ア) ナス科野菜
トマトは耐病性品種,台木の育成が最も進んでいる作物である。萎ちょう病(レースJ1,J2),根腐萎ちょう病,半身萎ちょう病,TMV,葉かび病,斑点病の優性遺伝子が発見されており,これらの遺伝子を導入して単独あるいは複合耐病性の品種が多数育成されている(3,13,15,17,18,19,25,30,38,39,40,45,49,51,63,64)。マレーシアから導入した品種・系統から「King Kong」,「LS2445」が青枯病抵抗性素材として選抜された(27)。青枯病,根腐ちょう病,半身萎ちょう病については,一部の耐病性品種も育成されているが,各種の複合耐病性台木が選抜あるいは育成されて,実用化されている(2,26,31)。かいよう病(23)に対する耐病性品種あるいは耐病性育種素材が育成されているが,実用化された品種はない。本病に対する耐病性の品種間差異は認められている(6)。
最近,青枯病抵抗性を付与する育種が進められている(大王,オグリワン,サンロード,メリーロードなど)が,実用的にはまだ十分ではない。TMV抵抗性品種(ハウス桃太郎,花吹雪,美少年,ハウスおどりこ,おどりこ,オグリワン,サンロード,メリーロード,鈴太郎,イエローキャロク,キャロル7,スーパーサンチェリー,サンチェリーなど),根腐萎ちょう病抵抗性品種(大王,サンロードなど),萎ちょう病レースJ2抵抗性品種(甘太郎Jr,桃太郎8,キャロル7など)の他,半身萎ちょう病,葉かび病に対する抵抗性育種が進められている(60,61)。台木用として,青枯病と萎ちょう病レース2に抵抗性台木(カップルO,ヘルパーM,アンカーTなど)(60,根腐萎ちょう病抵抗性台木「ジョイント」(60),根腐萎ちょう病と青枯病に複合耐病性の「影武者」(61)が育成された。
ナスでは,青枯病,半枯病,半身萎ちょう病,褐色腐敗病に対しては単独あるいは複合耐病性の台木が育成されて広く実用化されている(1,12,28,32,34)。青枯病に対する耐病性品種の育成が行われたが,実用化はされていない(21)。最近,台木用で青枯病抵抗性台木「カレヘン」(60),青枯病及び半身萎ちょう病に複合抵抗性の「トレロ」(61)が育成された。
ピーマンでは,TMVーTに抵抗性品種「アメジスト」(60),疫病,TMV複合耐病性品種「ベルホマレ」(16)が育成された。疫病耐病性系統「LS279(62),No10(8)」及びそのF1系統が台木として有望であることが実証され(46),ウイルス病に対する耐病性に品種間差異が認められた(29)。最近,TMV−P,TMV−T,疫病に複合抵抗性品種「ベルマサリ」が,また,青枯病,TMV−T,TMV−Pに抵抗性品種「みはた1号,2号,3号」が育成された(61)。台木として,「スケット・K」(青枯病抵抗性),「スケット・S」(疫病抵抗性),「スケット・C」(両病害複合抵抗性)が育成された(61)。
イ) ウリ科野菜
キュウリでは,つる割病に対して単純優性抵抗性を示す系統が導入され(20),つる割病に対する抵抗性に品種間差異が認められているが,実用的には,カボチャ台に接ぎ木する栽培が主体である。斑点細菌病に対して耐病性中間母本の「安濃1号,同2号」(14)が育成された。斑点細菌病(14),べと病(7),モザイク病(10)に対する耐病性に品種間差異が認められた。最近,褐斑病,べと病に耐病性品種「さちなり」(60)が育成され,べと病,うどんこ病に対する耐病性品種(好男子,健輝,彩竜など)(61)が育成されているが,十分ではない。台木として,つる割病抵抗性台木「ニュースーパー雲竜」(61)が育成された。
メロンでは,つる割病に対して抵抗性台木が選抜あるいは育成されて,広く実用化されている。つる割病,うどんこ病,つる枯病,べと病,CMVに対して単独あるいは複合抵抗性の品種が育成され(33,37,48,52,53,54,55),WMVに対する耐病性育種も行われた(65)。近縁野生種の中から台木として「メトリフェルス」が選抜された(11)。最近,つる割病,うどんこ病に強い品種(コスモ,ホワイトローザ,雅早春晩秋系アールス,アールスナイト盛夏系,あけぼの夏系4号,あけぼの秋冬系12号,ハープレディー,アムス2号,アサヒレッドなど)が育成されており,つる割病抵抗性品種(クレスト春秋系アールスなど),うどんこ病抵抗性品種(アールスダーリン春系3号,アンデルセン,スマッシュなど)が育成されている(60,61)。
スイカでは,つる割病に対して抵抗性品種の育成は行われたが,ユウガオを台木にした接ぎ木栽培が主体となっている。ユウガオつる割病が発生して耐病性台木が育成された(24,36)。ユウガオつる割病,ユウガオ台木用スイカの急性萎ちょう症対策として,カボチャ,トウガンが台木として利用されている。
カボチャでは,疫病に対する抵抗性が検定され,「鹿ケ谷」,「印喰」,「シマカボチャ」が強かった(22)。
ユウガオでは,外国から炭そ病に強いヒョウタン類が導入され,「しもつけ晩生」が育成された(43)。最近,台木用としてつる割病にきわめて強い抵抗性の「FRストッパー」が育成された(61)。
ウ) アブラナ科野菜
キャベツでは,萎黄病に対して外国から導入したタイプA,B耐病性育種材料を用いて多数の品種が育種された。耐病性品種「YRSE」及び根こぶ病との複合耐病性品種「YCRSE」が育成された(59)。根こぶ病抵抗性系統「安濃1〜5号」が育成された(66)。最近,萎黄病抵抗性品種(YR綱吉,YR冬どり4号,YR稜山,YR恋路,YR早春,YRスイートボール,YR美貌,輝吉,YCR多恵,渓流,迫力,涼嶺41号,あさしお,秋晴,若越など),根こぶ病抵抗性品種(CR頂天,YCR多恵など)が育成された(60,61)。また,黒腐病(あさしお,YRスイートボール,輝吉,渓流,涼嶺41号,秋晴,若越など),軟腐病(迫力),黒斑細菌病(越の里),菌核病(イースター902)に強い品種が育成された(60,61)。
ハクサイでは,軟腐病,モザイク病に対して複合耐病性品種「平塚1号」及び「下山千歳」,「捲心」等が耐病性親となり,多数の耐病性品種が育成され実用化されている。根こぶ病に対してはヨーロッパから導入した抵抗性系統のカブを用いて,ハクサイ中間母本「農1,農2,農3(35,66),農4,農5号(41,66)」,「CR信嶺」(44)等が育成された。最近,根こぶ病抵抗性品種(CR黄芯119,福宝60,CR風雲,正宗,名鏡,ほむら,CRあっぱれ,やまみ90,黄苑75など)が育成され,軟腐病(うぶごえ,黄久娘65,大福75),ウイルス病(新風,うぶごえ,黄久娘65)に強い品種が育成された(60,61)。
ダイコンでは,日本産品種の中から萎黄病耐病性品種が発見され(4),個体選抜によってダイコン中間母本「農1,農2,農3,農4号」が育成された(42)。これらから数品種が実用化されている。最近,萎黄病抵抗性品種(秋の宮,YR−あきしの,YR拓洋など)が育成され,ウイルス病,軟腐病(あきしの,YRあきしの,圧勝,春信など)に強い品種が育成された(60,61)。
その他のアブラナ科野菜では,根こぶ病耐病性育種が行われ,野沢菜「信濃」,ナバナ「房の花」,水掛菜「湧水菜」,カブ「かぶ中間母本安濃1号」,大崎菜,酸茎菜,万木かぶ等が実用品種になった。
エ) その他の野菜
イチゴでは,耐病性育種が主要ではなく,品質,形質ご重点に育種された品種た時点で,耐病性が検定される場合が多い。うどんこ病に「宝交早生」と同等に抵抗性の「しずちから(60)」が育成された。萎黄病,うどんこ病,炭そ病に対する品種間差異が認められている。最近,黒斑病抵抗性品種(アキタベリー),炭そ病,萎黄病,芽枯病に比較的強い品種(レッドパール)が育成された(61)。
ホウレンソウ萎ちょう病(5),べと病(9)に対して耐病性の品種間差異が認められた。最近,べと病レース1,3に抵抗性品種(東照,剣菱,パストラ,アクティブ,ピレネー,強力オーライなど),さらにレース4に抵抗性品種(ハイアップ,アトランタ,ホークス,ジョーカー,コンバットなど),萎黄病に強い品種(アクティブ,ジョーカー,コンバット)が育成された(60,61)。
タマネギでは,乾腐病耐病性品種が育成され(57),べと病耐病性に品種間差異が認められた。ネギでは,さび病,べと病に耐病性品種「長宝」が育成された(60)。最近,ネギのさび病,べと病に強い品種(長宝,冬扇一本,小夏,早どり夏秋M,アクアグリーン)が育成された(60,61)。
レタスビッグベイン病(50),腐敗病(47),ニンジン乾腐病(56),根腐病,ラッキョウ乾腐病(58)等に対して耐病性の品種間差異が認められた。
(野菜・茶業試験場 手塚信夫)
文 献
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