2.病害虫・雑草防除
(3) 植物・有機物利用等による病害虫防除技術
4)物理的手法
イ.光・水利用
(イ)虫害
ア)近紫外線除去(反射)フィルム
@半翅目
ホウレンソウの雨除け資材として近紫外線除去フィルムを使用することにより,アブラムシの飛来侵入を抑え,モザイク病の発生を抑制した(17,18)。雨よけ夏秋トマトで近紫外線除去フィルムの利用により,普通フィルム区と比較してアブラムシの飛来頭数及び媒介ウイルス病の発生株数が抑制された(66)。紫外線除去フィルムにより被覆した施設では,コナジラミ類の侵入防止効果が期待されるが,一旦施設内に侵入した場合には,産卵抑制効果はない(16)。
A総翅目
近紫外線除去フィルムで覆ったキュウリハウスでは,普通フィルムの場合と比べてミナミキイロアザミウマ成虫の施設内での飛翔,分散が少なく,また,施設内への侵入が少なく,施設外への脱出が多かった(21)。近紫外線除去フィルム被覆の施設で栽培したピ−マン及びスイカでミナミキイロアザミウマの数を見ると,普通フィルムと比べ,両作物ともトラップ誘殺数及び生息虫数とも1/7〜1/20に抑制された(35)。施設栽培ナスにおいて,370nm部分カットの近紫外線除去フィルムのハウス外張り被覆とシルバ−マルチの併用は,本害虫に対する防除効果が優れ,ナス果色への影響が少なかった(55)。トウガンのトンネル栽培において近紫外線反射フィルム(透明)で覆うと,ミナミキイロアザミウマの発生量は被覆した期間少なかった(52)。ナスの育苗期だけ近紫外線除去フィルムで被覆したところ,ミナミキイロアザミウマに対して高い防除効果が認められ,ナスの軟弱徒長も少なかった(34)。一方,ハウス栽培ナスで天井に近紫外線除去フィルムを張った場合に,ミナミキイロアザミウマの侵入は抑制されるが,増殖は抑えられず密度がすぐ上昇するので,実用性は期待できないとの見解もある(25)。紫外線除去フィルムで覆ったエンドウ栽培ハウスでは,ネギアザミウマの発生が減少し,エンドウの収量が増加し,品質低下が抑制された(49)。また,エンドウの莢に火ぶくれ症を起こすヒラズハナアザミウマに対する紫外線除去フィルム被覆の効果は,生育促進効果により収穫莢数が増加したため,被害莢率が低下した(11)。雨よけ夏秋トマトで近紫外線除去フィルムを利用し,ヒラズハナアザミウマの産卵による白ぶくれ果の発生を抑制できた(66)。カンキツに発生するチャノキイロアザミウマに対する近紫外線除去フィルム被覆の効果をみると,普通フィルムと比較して被害防止効果が認められたが,フィルム除去後に密度差はなくなった(7,8)。
B膜翅目
近紫外線除去フィルム被覆ハウスにおけるオンシツツヤコバチの寄生行動は,普通フィルム被覆ハウスと変らない(20)。紫外線除去フィルムで被覆したビニールハウス内で,生活型の異なる3種のハナバチ類(ヤマトツヤハナバチ,アルファルファハキリバチ,ヒメハリナシバチ)の外役行動を見ると,その影響はいずれの種に対しても好ましくなかった(71)。
イ)シルバ−寒冷紗
@半翅目
近紫外線除去フィルムを織込んだ網目2〜3mmの網でハウス全体を覆うと有翅アブラムシのハウス内への侵入が抑制された(43)。ハウストマトにおいて,ハウス開口部をシルバ−寒冷紗で覆った方が白色寒冷紗で覆った場合よりもタバココナジラミの発生量が少なかった2)。網目が同じサイズならば通常の寒冷紗よりもシルバ−寒冷紗の方がタバココナジラミの侵入抑制効果が高かった(12)。
A総翅目
各色の寒冷紗被覆によるミナミキイロアザミウマの侵入防止効果を比較したところ銀色が最も優れていた(33,34)。銀色及び白色透明寒冷紗,銀色及び白色タフベルのいずれの資材もミナミキイロアザミウマに対して高い侵入防止効果があった(63)。施設の換気窓を白色寒冷紗及び銀色寒冷紗で被覆することによりミナミキイロアザミウマの侵入防止効果が認められた(33,34)。露地栽培ナスを地上1.8mの高さに銀色遮光資材で覆うとミナミキイロアザミウマの密度が対照区の半分程度に減少した(54)。
ウ)シルバ−テ−プ
露地栽培ナスのミナミキイロアザミウマに対して,ミラーテープ(幅5cm)を畝と並行に50cm間隔で1.8mの高さに設置したところ,青色粘着トラップによる誘殺数が減少した(2,4)。シルバ−テ−プを株上0〜5cmの高さに,各畝1本ずつ張ったところ,ダイズ畑へのジャガイモヒゲナガアブラムシの飛来が防止されダイズわい化病の発病率が低下したが,成熟後のダイズ子実重は低下した(13,14)。アブラムシの媒介によって起こるネギ萎縮病の発病率がシルバ−テ−プ区で減少した(56)。
エ)カラートラップ
@半翅目
タバココナジラミ成虫は供試した5色の中で黄色に最も良く誘引された(36)。エダマメ圃場におけるタバココナジラミの黄色粘着トラップでの誘殺数と成虫寄生数,エダマメでの寄生虫数(幼虫,蛹,蛹殻)と白色莢率にはそれぞれ高い相関関係が認められた(3)。施設栽培トマトにおいて,1mおきに黄色粘着リボンを吊り下げることにより,タバココナジラミの密度を抑制することができた(12)。温州ミカン園でのミカンコナジラミの発生消長が,黄色粘着トラップにより簡易に行うことができ,トラップ設置位置は地上1mが誘殺効率,作業面から最も適切であった(50)。黄色粘着トラップを用いてミカンコナジラミの発生消長を調査したところ,誘殺ピ−クと羽化ピークの間に約3週間の隔たりがあった(15)。ピーマンハウスで4色の粘着トラップによるアブラムシ誘殺数を比較したところ黄色が最も多く,粘着トラップを両サイドの開閉部に1mおきに設置することによりハウス内での発生を遅らせた(43)。黄色粘着トラップは,露地ブドウ園でのフタテンヒメヨコバイの簡易な発生消長の調査法として有用であり,トラップ誘殺数と被害との間に高い相関関係が認められた(65)。黄色粘着平板トラップを使用することにより,茶園でのチャノミドリヒメヨコバイの発生時期と発生量を簡便にモニタリングすることができた(38)。
A総翅目
ミナミキイロアザミウマは,青色粘着トラップ(青竜R)と白色サンロイド板の粘着トラップでほぼ同程度誘殺数された。また,ナス圃場での青色粘着トラップによる黄色アザミウマ類の誘殺数は,被害果率と有意の相関関係が認められた(2)。青色粘着リボンを3.3u当たり1本吊り下げると,特にピ−マンでミナミキイロアザミウマの侵入防止及び密度抑制に効果的である(22,23,24)。ミナミキイロアザミウマは2月〜3月の低温期には活動が不活発で,青色粘着トラップによるモニタリングは困難である(25)。青色粘着トラップは黄色及び白色のそれよりもミカンキイロアザミウマの誘殺数が多かったが(68),現在普及している黄色粘着トラップでも発生消長は調査できる(72)。黄色及び青色粘着リボンによりグラジオラスアザミウマの誘引試験を行ったところ,黄色粘着トラップで少し誘殺され,青色粘着トラップでは全く誘殺されなかった(31)。12色のカラ−トラップによりカキクダアザミウマの誘殺数を比較したところ,特定の色に対する反応は低かったが,黄色粘着トラップにより発生状況を把握することができた((44,45)。黄色平板粘着トラップによって,カンキツ園でチャノキイロアザミウマの発生消長を把握でき(39,67),防除要否の目安も得られた(46)。また,黄色平板粘着板トラップに網目5〜7mmの透明なカバ−をかけることにより,大きな付着物をなくすことができた(39)。カキ,ブドウ,チャのチャノキイロアザミウマも黄色粘着トラップを用いて発生消長が把握できた(1,37,74)。
B双翅目
ネギハモグリバエ成虫は,黄色系の色に比較的強い走性を示し,雄の方が強く反応する(9)。また,黄色粘着トラップによる誘殺数と捕虫網による捕獲数の季節変動はほぼ一致した(10)。ナスハモグリバエは黄色に誘引されるが,黄色粘着トラップで誘殺された成虫の94%は雄であった(48)。マメハモグリバエは黄色に誘殺されるが,誘殺された成虫のうち雄が雌の5〜50倍となった。また,セルリ−ではマメハモグリバエの1日当たりトラップ捕獲虫数と被害株率の間に相関関係が認められた(69)。
C鱗翅目
イチモンジセセリは,水田内では青色粘着トラップに最も良く誘引され,黄色粘着トラップにも誘引された(26,40,42)。黄色粘着トラップにより,水田におけるイチモンジセセリの調査を簡便に行うことができた(26,57,58,59)。イチモンジセセリ第1世代成虫の飛来時期を黄色粘着トラップで調査し,誘殺ピ−クの7〜17日後に薬剤散布することにより高い防除効果が得られた(59,60)。コナガの粘着式性フェロモントラップの色彩を変えた場合の誘殺数は,黄色,青で標準区よりも多かったものの反復間の差が大きかったために,色彩間の差は必ずしも明確ではなかった(19)。
D鞘翅目
色彩の異なる昆虫誘引器でクロクシコメツキの捕獲数を調査したところ,黒色は黄色,白色と比較し少なかった。また,昆虫誘引器の総捕獲数は糖蜜トラップあるいは乾式誘蛾灯のそれよりも多かった(29)。
オ)誘蛾灯
ブラックライトによりカメムシ類の調査を行ったところ,7科16種類が誘殺され,チャバネアオカメムシ,クサギカメムシの誘殺数が多かった(41)。予察灯(白熱灯60W)によりゴルフ場のシバ害虫を誘殺し種類及び量を調査したところ,鱗翅目では2科10種,鞘翅目ではコガネムシ科の17種を確認した(32)。コガネムシ類4種(サクラコガネ,スジコガネ,ヒメコガネ,アカビロウドコガネ)に対する誘蛾灯3種による誘引性を比較したところ,4種ともブラックライト,水銀灯,白熱電球の順に誘殺数が多かった(30)。ブラックライトでコガネムシ類の発生消長調査を行ったところ9属20種が誘殺され,ドウガネブイブイが誘殺数全体の約60%を占め,主要種は8種であった(75)。ブラックライトで草地のコガネムシ類を捕獲したところ,コガネムシ類の灯火への飛来は種間差が大きく,同種内でも飛翔量を必ずしも反映していなかった(70)。昼光色蛍光灯によりコガネムシ類24種が採集され,そのうち農作物に被害を与える種は12種であった(27)。ブラックライトによるクシコメツキの捕獲数は,糖蜜トラップ,昆虫誘引器よりもはるかに多かった(28)。タマナヤガ,フタオビコヤガでフェロモントラップとライトトラップとの誘殺数を比較したところ,ライトトラップでの誘殺数はフェロモントラップよりも少なかった(6,47)。黄色蛍光灯を終夜点灯することにより,オオバのハスモンヨトウの被害を軽減することができた(64)。クレソンハウスでの電撃誘殺機(24台/10a)によるコナガの誘殺率は調査期間を通じて8.6%と低かった(62)。
カ)その他
白色剤(炭酸カルシウム)のハウス外張りフィルム塗布により,ミナミキイロアザミウマ,ワタアブラムシの密度抑制効果が認められた(51,52,53)。露地トウガンでスルプロフォス乳剤に炭酸カルシウムを加用し散布すると,スルプロフォス乳剤単用よりも防除効果が上がった(51)。
なお,シルバ−寒冷紗による露地圃場での障壁,シルバ−マルチなどについては,(3)-4)-オを参照。
キ)水
コナガの卵及び若齢幼虫の消失の大部分は,降雨などによる落下であると思われる(73)。マメシンクイガの予察式では,夏期に多雨であると発生量が少なくなる(61)。
(野菜・茶業試験場 松井正春)
文 献
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