2.病害虫・雑草防除
(3)植物・有機物利用等による病害虫防除技術
4)物理的手法
オ.べたがけ・マルチ栽培
(ア)べたがけ
寒冷紗、不織布など保温性・通気性を併せ持ち、軽くて柔軟性のある資材を、作物の発芽・萌芽前に、あるいは病害虫の発生前に、苗床あるいは本圃で、作物地上部を被覆する。露地、トンネル、ハウス内で行われ、資材が作物体に直接触れるじかがけと簡単な支持体を利用して接しないようにしたうきがけとがある。湿度調節機能と侵入の遮断が防除機作である。
果菜類の灰色かび病(33)、コマツナの白さび病(49,76)の発生防止に効果が認められるが、高温期には効果が落ちる(76)。有翅のアブラムシ類の飛来から隔離し、媒介するウイルス病の発生の抑制として、アブラナ科のモザイク病、輸点病(45,51,104)をはじめ、ホウレンソウ(45)、キュウリ(44,107)、ソラマメ(38,97)、ラッカセイ(84)、ラッキョウ(75)で効果がある。コナガに対してはチンゲンサイ(29,30,45,49,76)、コマツナ(39)、キャベツ(62)、シロナ(45)で、さらにモンシロチョウ(45)に対する効果が確かめられている。多発時のキスジノミハムシでは防除効果はあまり期待できない(29)。アザミウマ類に対してはホウレンソウで(45)、銀色寒冷紗を使用してナス、キク、キュウリで(64)、スイカと媒介されるスイカ灰白色斑紋病、トウガンで(90)でも確かめられている。フキにおけるタバココナジラミ(23)、根菜類のタネバエ(116)の防除にも効果があった。
なお、べたがけと同様の機作として、果実加害カメムシ類に寒冷紗(59)、吸蛾類に網(80,114)、果樹での防鳥網(25)の効果も確認されている。また、施設の出入り口や換気部への寒冷紗の設置で害虫侵入を防止すること(68,73)も確かめられている。寒冷紗を防風ネット様にめぐらしてアザミウマ類の移動侵入を防止試みがなされたが効果は十分ではない(22,56,58,79,90)。
(イ)マルチ
草生マルチ、藁マルチもあるが、ここでは通常言われているプラスチックフィルムによるマルチを取り上げる。土壌消毒剤の効果向上のためにマルチは一般に使用されておりここでは取り上げない。地面を通気性のない資材で覆うことにより、雨滴などで地面から飛散する病原菌の遮断、太陽熱で土中温度を高く保つことによる土壌病害虫の死滅、反射光を利用しての害虫の忌避が主な作用機作である。
病原菌の飛散防止としてチンゲンサイの軟腐病(29)、ラッカセイそうか病(115)、クワ胴枯病(96)で効果があった。低温期のトンネルやハウスで多湿が発生を助長するイチゴ根腐病で(61)、ホウレンソウべと病で(81)も抑制効果があった。
有機物などを施用し、太陽熱で土中温度を高く長期間透明フィルムなどで密閉状態に保つと、土中の糸状菌に影響が大きく(18,19)、ホウレンソウの根腐病6)と萎ちょう病(82)、イチゴ萎黄病(15,47,120)、キュウリやユウガオのつる割病(17,48,82),バレイショそうか病(36,118)、トマト萎ちょう病(85)、ハクサイ根くびれ病(28,74)、ダイコン萎黄病(82,100)で発生抑制効果が認められている。アブラナ科の根こぶ病でも効果があるがその程度は低い(24,28)。土壌伝染性のウイルスであるレタスビッグべインやエンドウ茎えそ病にも効果があるが、消毒後の不耕起栽培が好ましい(28)。ネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウなどに対しても効果が確認されている(1,15,16,17,46,48,60,65,67,83,101,102,103)。高温状態を保つためには夏期に施設内での処理が露地より効率的とされる。
害虫に対する忌避作用は非常に多くの事例がある。アブラムシ類と媒介されるモザイク病の防除効果はアブラナ科野菜(9,12,13,21,41,42,43)、ウリ類(37,41,79,88,106,107,108)、ナス科作物(21,27,31,32,66,73)、ホウレンソウ(7)、レタス(77)、ショウガ(69,70,71)、ソラマメ(38,97)、ユリ(20)で認められた。アブラムシ類のみに対してはイチゴ(2,3)で、さらにヒメトビウンカ媒介のトウモロコシ条萎縮病で(50)も確認されている。アザミウマ類についてはウリ類(8,64,86,87,89)、ナス科作物(22,40,56,57,58,64)、キク(64)、イチジク(98,99,117)で確認された。その他ではキスジノミハムシ(13)、ウリハムシ(63,92)、オオニジュウヤホシテントウ(5)、ウリミバエ(92)やクワキジラミ、クワノシントメタマバエ、キボシカミキリの桑害虫(11,26,35,72,119)がある。
フィルムの反射光に対する忌避作用は銀色あるいは銀線入り黒が透明あるいは黒色のものより強いが、さらに効果を高めるため、資材に粘着剤や白色剤を表面塗布した試み(91,93,94,95)がされた。施設では紫外線カットフィルム下でマルチ資材を使用する方法(40,94)が効果が高かった。植物体が繁茂すると効果が低下するのでテープの併用(40)がある。マルチ資材の設置のための新しい歩行型マルチャ(34)が開発された。
(四国農業試験場 岡田忠虎)
文 献
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