2.病害虫・雑草防除
(3)植物・有機物利用等による病害虫防除技術
6)地域作付体系
同一作物の連作や広範囲にわたる作付けは,特定の病原菌や害虫の密度を高めて病害虫の発生を増大させることから,これを回避する輪作や田畑輪換などの作付体系は病害虫防除に有効な対策である。作付体系による病害虫防除は,特に土壌病害やセンチュウ類による被害対策の一つとして実施事例が多い。病害虫防除対策としての作付体系には,輪作や田畑輪換のほかに,休閑,作期の移動,間混作などがある。また,作付体系に導入する作物には,非宿主作物や抵抗性品種のほかに対抗植物がある。これらの中で,間混作,及び対抗植物を導入した輪作は他の項と重複するためここでは省略し,非宿主作物や抵抗性品種による輪作,休閑,田畑輪換,作期移動による作付体系の研究報告についてのみとりまとめる。作付体系による病害虫防除は,ブロック・ローテーションなど地域全体での実施が効果的であるが,実際には個々の圃場単位で行われている事例が多いことから,地域全体だけでなく圃場単位での作付体系を含めてとりまとめた。
ア.病害
(ア)輪作および休閑
輪作および休閑のねらいは,宿主作物不在下では病原菌の再生産が回避できるとともに病原菌の不活性化や死滅によって菌密度を低下させることにある。糸状菌,細菌,ウイルスによるいずれの土壌病害においても有効性が報告されている。
ダイコン萎黄病:飼料作物を年に1.5~2作栽培する輪作は兵庫県では効果がなかったが,岐阜県高鷲村ではダイコン→キャベツ→ニンジン→ダイコン→ライムギ(すき込み)→ダイコンの作付体系と土壌消毒,堆肥・きゅう肥等施用による土壌改良とを組み合わせることで発病が顕著に減少した事例がある(12)。耐病性品種が発病しない程度の汚染圃場では,オオムギ,スイートコーンなどのイネ科作物を,ダイコン栽培を3~4年休作した後は2年に1作,また2年休作した後には3年に1作,輪作することで感受性品種の再栽培が可能となる程度に発病が軽減した(6)。
コムギ立枯病:インゲンおよびジャガイモを2作栽培する輪作は発病軽減効果があったが,1作だけではその効果が不十分なことから交互作や短期輪作でなく長期輪作が必要である(23)。
アズキ落葉病:トウモロコシ,ダイズ,各種マメ科牧草の栽培は菌量を減少させ,特にトウモロコシ,ダイズを栽培した場合には効果が顕著で,トウモロコシを3~4年間栽培する長期輪作は有効な被害軽減対策であるが,その一方で,休閑は効果がなかった(1,20)。
コムギ条斑病:ジャガイモ,トウモロコシなどの非寄主作物を1年間あるいは2年間栽培することで土壌中の菌密度が減少し,発病が著しく軽減した(34)。
ホウレンソウおよびシュンギク萎ちょう病:ホウレンソウおよびシュンギクの前後作にエダマメを導入した輪作は,葉ネギ,コカブ,ダイコン,ソルゴー,スイートコーンを導入した輪作より発病軽減効果が大きく,休作と同等の効果があった(3)。
インゲン根腐病:前作に栽培した野菜,緑肥,ハーブ,花き等52作物種の中で,栽培後に作物体を搬出した場合にはニラ,チンゲンサイ,ペルコ,アルファルファ,スペアミント,コカブなどの作物が比較的発病抑制効果が大きく,また栽培後土壌へすき込んだ場合にはペルコ,アルファルファ,アカクローバー,トウモロコシ,ソルゴーなどの作物で大きな発病抑制効果があった(31)。
ラッカセイ莢汚斑症:ダイコンおよびトマトを2~3年作付け,あるいはトウモロコシ,サトイモおよびサツマイモを導入した3~4年の輪作は,発病軽減効果があった(40)。
アブラナ科野菜根こぶ病:5年間にわたり年1~2作栽培した10種類の作物の中でダイコン,レタス,ニンジン,エダマメ,イタリアンライグラス,ホウレンソウは発病軽減効果を示し,特にダイコンでは効果が大きく,また休閑もダイコンと同等あるいはそれ以上に効果があった(5)。輪作に導入したスイートコーンとレタスはともに発病軽減効果があり,特にスイートコーン3~5作の長期輪作は効果が顕著であった(22,33)。抵抗性カブは,これまで輪作導入作物として有望と報告されていたダイコンとレタスよりも発病軽減効果が顕著であった(17)。ダイコンを3~6年間栽培しても発病軽減効果は不十分であったが,土壌消毒と薬剤処理を行うことによってダイコン・キャベツの交互輪作で十分な効果があった(25)。飼料カブとケールはともに発病軽減効果があり,特に飼料カブは発病軽減効果が顕著であった(47)。ゴボウ2作,あるいはゴボウ2作のうち1作をダイコンあるいは抵抗性品種に置き換えた2年の短期輪作は発病を減少させた(19)。このように,本病の防除法として輪作による作付体系の研究報告は多く,発病軽減効果があるとされた作物もレタス,ダイコン,スイートコーン,飼料カブなど種類が多いが,その効果の程度は報告により必ずしも一致しない。
ナス青枯病:前作したスイートコーン,ソルガム,コムギ,キャベツ,カボチャ,スイカは菌密度低減効果が小さかったが,ダイズは菌密度低減効果が大きかった(36)。
アブラナ科野菜軟腐病:春作にジャガイモ,インゲン,トウモロコシを栽培しても,秋作として栽培したダイコン,ハクサイ,キャベツの発病は減少しなかった(13)。5年間にわたってレッドクローバー,イタリアンライグラスなどの牧草を栽培しても休閑と同様にハクサイの発病は減少しなかった(48)。
レタス腐敗病:三毛作体系における冬作レタスの発病は,イネ,ハクサイ,タマネギを導入した輪作によって抑制され,その抑制程度は輪栽期間が長いほど大きく,またソルガム栽培後に還元して夏季に太陽熱利用による土壌消毒を施した跡地では,2連作が可能であった(29)。
オオムギ縞萎縮病:コムギを2~3年間作付けすると発病が顕著に軽減されたが,その効果はその後1年で失われた(50)。
メロンえそ斑点病:前年秋作にトマトを栽培した場合には約1週間,またイチゴを栽培した場合には約2週間,翌年春作として栽培したメロンの発病時期が遅延し,被害が軽減した(21)。長期輪作では,デントコーンや牧草(クローバ)の1~2年の栽培が高い防除効果を示した(54)。
カンキツモザイク病:10年以上休閑した果樹園では,改植したカンキツに再感染が認められなかった(38)。
なお,輪作による発病軽減効果は,以上の他にアマ立枯病,テンサイ根腐病,テンサイ苗立枯病,ゴボウ黒あざ病,コンニャク根腐病,キュウリつる割病,イチゴ萎黄病,ラッカセイそうか病などの病害でも報告されている(7)。
(イ)田畑輪換
田畑輪換は,イネとの輪作の効果,および湛水処理による嫌気条件下での好気性土壌病原菌の活性低下や死滅の促進によって菌量が低減することがねらいである。病害の種類によっては発病低減効果が期待できる。
アズキ落葉病は激発圃場であっても1年間水稲を作付けすることによって菌量が顕著に低下した(45)。キャベツ萎黄病は夏季に昼間30℃以上の水温が確保できれば1~3ヵ月の湛水によって発病が抑制された(30)。またナス半身萎凋病も夏季に湛水してヒエを栽培し青刈りすき込むことによって高い防除効果が認められた(46)。タバコ立枯病及びナス青枯病は,稲わらなどの未熟有機物,あるいは拮抗微生物と粒状穀粉滓の混合物を土壌に混和して夏季高温時に約20日間の湛水処理することによって長期間発病が抑制された(32)。コムギ条斑病は収穫後の圃場を30日間以上湛水すると発病がほとんど認められなかった(2,34)。田畑輪換による発病軽減効果は,以上の他にキュウリつる割病,トマト萎ちょう病,サツマイモ紫紋羽病,コムギ立枯病,レタス菌核病,タバコ立枯病などの病害でも報告されている(7)。一方,田畑輪換しても発病軽減効果が認められないとする病害も報告されている。オオムギ株腐病は60日間夏季湛水しても発病が抑制されなかった(53)。ダイズ黒根腐病は2年間水田転換し湛水しても発病が軽減しなかった(9)。ナス半身萎凋病は湛水しソルゴーを栽培しても発病が軽減しなかった(46)。
(ウ)作期移動
作期の移動は,気温などの環境条件が発病に不適当な時期へ作期を移動し,発病を回避することをねらいとする防除法である。
ダイズべと病は,5月~6月の間で播種時期を遅らせると地温の上昇とともに発病が減少し,播種後10日間の平均地温が21℃以上では全身発病が回避できた(26)。ハクサイ根こぶ病は,長野県では播種期が5月下旬~7月下旬で発病が多いが,4月下旬と8月下旬では少なかった(22)。キャベツ根こぶ病は,収穫前1ヵ月間の積算温度が425℃以下であれば発病への影響が小さく,夏秋に栽培するキャベツでは4月中旬~7月下旬まで定植が早いほど発病が少なかった(19)。ニンジンしみ腐病は春夏作において2月中旬播種より1月中旬播種の早播きで発病が減少した(44)。オオムギ株腐病は,新潟県において播種期を標準の9月下旬~10月上旬から10月中旬頃まで遅らせることによって発病が軽減し,越冬前の生育量も無~少雪地帯では確保可能と考えられた(53)。ゴボウ黒あざ病を主因に発生するゴボウやけ症は,4月から6月まで遅播きほど被害が軽減され,栽培期間が130日以内で収穫すると遅播の効果があった(37)。ジャガイモ青枯病は,長崎県の秋作では植付後30日間の日平均気温が23℃未満になる時期以降まで植付けを遅らせれば多発を回避できた(15)。オオムギ縞萎縮病は,茨城県で二条オオムギの標準播種期である10月下旬より1~2週間程度晩播すると発病株率が減少し,多発圃場でも標準播種より高い収量を得ることができた(51)。
なお,作期移動による発病軽減効果は,以上の他にダイコン萎縮病,キャベツ萎黄病,ナス青枯病,イネ縞葉枯病,イネ黒すじ萎縮病などの病害でも報告されている(7)。
(エ)地域作付体系
イネ縞葉枯病はヒメトビウンカによって媒介されるウイルス病であることから,保毒虫率の上昇を抑制して当面の被害を回避できる感受性品種の作付比率は地域毎に算出可能であった(27)。
イ.虫害
(ア)輪作および休閑
センチュウ類を対象とした研究事例が多い(18)。センチュウ密度低減効果は対抗植物だけでなく,非寄主作物や抵抗性品種との輪作でも報告されている。サツマイモネコブセンチュウでは抵抗性品種栽培後に線虫密度が休閑と同程度か植え付け時より下がり,抵抗性品種の2連作では線虫密度が著しく減少した(8)。また春ダイコンー早掘りサツマイモー抑制トマトの1年3作の体系において抵抗性トマト品種の導入はサツマイモネコブセンチュウの密度を低減させる効果が大きかった(16)。ジャガイモシストセンチュウに対しては,コムギ,アズキ,テンサイなどの非寄主作物と抵抗性品種との輪作が密度低減に有効であった(42)。ダイズシストセンチュウに対しても,抵抗性品種や非寄主作物栽培後に密度が大幅に減少し,その後の感受性品種の被害が軽減された(10,24,28,35,41,49)。センチュウ類以外にも輪作の効果が報告されている。ラッキョウのネダニによる被害を回避する対策として,ダイコン,キャベツ,スイカを導入した輪作体系が有効であった(11)。コムギの集団栽培地帯において,コムギとダイズ(アズキ)を栽培した翌年の水稲作がムギアカタマバエの被害回避に有効であった(14)。
(イ)田畑輪換
ムギアカタマバエの成虫の発生は,62日間の湛水処理によって抑制された(14)。キクのネグサレセンチュウに対して,1ヵ月程度の湛水処理が高い効果を示した(52)。ダイズシストセンチュウは,発生圃場の水田化によって密度が減少した(39)。なお,これ以外にジャワネコブセンチュウやミナミネグサレセンチュウについても田畑輪換による防除効果が報告されている(18)。
(ウ)作期移動
レンゲの播種時期を遅らせることによってアルファルファタコゾウムシの発生量が抑制された(43)。なお,これ以外にダイズの害虫であるシロイチモジマダラメイガやカメムシ類,ダイズサヤタマバエおよびダイズクキモグリバエ,またイネのイネカラバエ,ソルゴーのヒエノアブラムシ,ゴボウのゴボウネモグリバエ,アカクローバーのキタネグサレセンチュウについても作期移動による防除効果が報告されている(18)。
(エ)地域作付体系
アカスジメクラガメによるイネ斑点米の防止対策として,イネの出穂開花期には牧草の刈り取りを行わないことが,牧草から水田への成虫飛来回避に有効であった(4)。
(北海道農業試験場 高橋賢司)
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