症状
　初期には、葉先が横に曲がったり、外側にくるりと巻く症状を呈する。症状が進むと縮葉や葉脈間に不整形の褐色斑点を生じる。ところどころ葉脈が白変することもある。

発生条件
　マンガン過剰によるもので、土壌が酸性化したり、還元状態になったりしてマンガンが有効化してくると発生しやすくなる。

対策
　土壌ｐＨが低い場合には、石灰質肥料を施用してｐＨを矯正する。また還元状態下で障害が発生している場合は、灌水を控え、土壌を乾き気味に管理して、マンガンの吸収を抑える。