作物名
ミョウガ 一般名称 マンガン過剰症 学術名称 マンガン過剰症 症状 マンガンは植物体内での移行性が低い要素であるため、主に下位葉から中位葉にかけて発生する。発病した葉は健全葉に比べて全体に淡緑色となり、葉先や葉縁から褐変し始め、次第に葉全体に広がる。 発生条件 障害葉の発生は、土壌pHの低下とともに多くなる。障害発生圃場の土壌pHは概ね5.5以下であるが、発生の激しい圃場では5.0を下回る場合も少なくない。また、過湿や過乾は障害の発生を助長する。
対策
石灰質資材を施用して、土壌のpHを6.0〜6.5に矯正する。施設栽培では、多肥による硝酸の集積によって土壌pHが低下している場合があり、この場合には石灰質資材の施用量をやや少なくする。
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