作物名
オクラ
一般名称
マンガン過剰症
学術名称
マンガン過剰症
症状
新葉〜上位葉がクロロシスを呈し、黒褐色の斑点と一部クロロシスを呈する。また、新葉は奇形化し葉の裏面の毛じが黒色化する。
発生条件
排水が悪く、過湿になると、土壌が還元状態となるので、マンガンが多く溶出してくる。このため、マンガンが過剰に吸収されて、障害の発生を招く。
また、酸性土壌でもマンガンが有効化され、過剰症を呈する。
対策
高畝や明きょ、暗きょ等により、圃場の排水を良くする。また、作物を栽培中の場合には、灌水量を控えて土壌を乾燥ぎみに管理し、マンガンの不溶化に努める。
酸性土壌の場合には、石灰質肥料等のアルカリ資材を施用し、pHの矯正を行う。
|