生理障害詳細情報

作物名  ナス  一般名称  日焼け果  学術名称

症状
 果実の日光が当たる面が褐変、陥没する。成長が盛んで、果皮の柔らかな果実で発生しやすい。

発生条件
 果実に直射日光が当たり、表面の温度が上昇して組織が壊死した場合に発生する。曇天が続いた後の晴天日に発生しやすい。土壌の乾燥は日焼け果の発生を助長する。
また、亜硝酸ガスが発生するハウスで障害の発生が多いという報告例もある。

対策
 果実が葉陰になるようにし、発生が多い場合には寒冷紗などを用いて30%程度遮光する。また、換気を十分に行い、温度の上昇を防ぐ。潅水を十分に行うことも大切である。過剰な施肥は避け、土壌pHを適切に保って、亜硝酸ガスが発生しないようにする。

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