野菜連作障害事例 個別データ

調査地域 鳥取県
東部地域 (福部村)
対象作物 ラッキョウ
品種:らくだ種
作型 普通
作付面積:170ha
土壌条件
砂丘未熟土
作付体系 単作
連作年数:30〜35年
被害程度 ++〜+++(約95ha)
被害の原因 根腐病・黒腐菌核病
乾腐病
白色疫病
行われた対策 根腐病・黒腐菌核病:
無病種球の使用,酸性土のpH矯正,土壌消毒(CP),飛砂防止
乾腐病:無病種球の使用,種球消毒(ベノミル水和剤),深植の回避
白色疫病:有機質肥料及び石灰の過用を避ける,おそ植えの回避
薬剤防除(ダイホルタン水,オーソサイド水)
残された問題 根腐病・黒腐菌核病:
自然的立地条件からして,他作物の導入が困難である(風害,干害),
飛砂防止対策,土壌消毒の困難性
乾腐病:耐性菌の出現,専用苗床の設置
白色疫病:春期発生の防除,薬剤施用量の再検討

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