トウガラシ(ピーマン)炭そ病

病原:Glomerella cingulata (Stoneman) Spaulding et Schrenk
病原:Glomerella piperata (Stoneman) Spaulding et Schrenk

病徴:黒色炭そ病(Glomerella,cingulata):果実,葉に発生する。果実にははじめ水浸状の小斑点,のちに褐変してへこみ,拡大して同心輪紋を形成し,表面に小黒点(分生子層)を同心円状に密生する。 肉色炭そ病(Glomerella,piperata):果実に発生する。淡黄褐色,楕円形のへこんだ病斑を生じて軟化し,表面には鮭肉色の小隆起(分生子塊)を同心円状に生ずる。
伝染:被害株上で菌糸,菌糸塊の形で越年し,翌年分生子を生じて伝染する。分生子が種子に付着して種子伝染する。

参考: トウガラシ 炭疽病 - 日本植物病名データベース

炭そ病(果実):果実の表面に少し凹んだ黒褐色の病斑を生じ,病斑上には小黒点(分生子層)を生じる。