メロン ばら色かび病 (Pink-mold rot)

病原:Trichothecium roseum (Persoon : Fries) Link

病徴:果実に発生する。 主に収穫前の成熟果に発生するが,出荷先で発生することもある。果実の尻(果頂部)の割れたところ(尻ぐされ),遅れネットのカルス形成がすすまない部位(シミネット)で発生し,病勢が病勢がすすむと,ネット部,果柄部,尻の部位から白色〜ばらいろのかびを生ずる。

伝染:本菌は腐生性があり,被害株に寄生しておりこれから胞子が飛散して傷口から感染する。

事例: 野菜に対する苦情 苦いメロン

参考: メロン ばら色かび病 - 日本植物病名データベース
     ばら色かび病 - Wikipedia

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