病原糸状菌 性状詳細

ダイズ紫斑病 Purple stain, purple blotch,purple speck of seed
病原糸状菌 : Cercospora kikuchii Matsumoto et Tomoyasu
分生子柄は小型の子座上に叢生し,暗褐色線状で,まれに分枝,多数の隔壁を有し,大きさは85〜220X4〜6マイクロメートル,仮軸型に分生子を形成する。
分生子は単生,無色で細長くややわん曲し鞭状〜長棍棒状,大きさは70〜165X4〜5マイクロメートルで,隔壁は0〜32個存在する。分生子形成の適温は20〜25度で,生育適温はこれよりやや高い。
分類: 不完全菌 anamorph
形成: 胞子はあるが子のうや担子器はない
: 無色透明又は淡色
形態: 糸,鞭,棒
室数: 3細胞以上
様式: 全出芽シンポジオ型(hb-sy)
器官: 菌糸状(hyphal)
構造: 有隔壁菌糸


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