病原ウイルス 性状詳細

オオムギ北地モザイク病 Barley mosaic
病原ウイルス : Northern cereal mosaic virus
ムギ北地モザイクウイルス(Northern cereal mosaic virus,NCMV)はPlant rhabdovirusグループに属し,日本,韓国,中国に発生している。
宿主範囲はイネ科植物に限られる。汁液接種できない。ウイルスは感染植物の主として細胞質中に膜に包まれて存在する。Viroplasm様封入体が形成される。オオムギには北海道で少発生している。
分類: 植物ラブドウイルス Plant rhabdovirus
核酸種類: RNA
核酸鎖性: 1本鎖
核酸文節数: 1
蛋白種類数: 4
粒子形態: 桿菌状(弾丸状)
媒介者: ウンカ
伝搬様式: 永続伝搬−増殖型
汁液伝染: なし
種子伝染: なし
土壌伝染: なし

この病原による他の病害
コムギ北地モザイク病


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