病原ウイルス 性状詳細

ニンジン黄化病 Carrot red leaf
病原ウイルス : Carrot red leaf virus
ニンジン黄化ウイルス(Carrot red leaf virus,CRLV)はLuteovirusグループに属し,世界各地で発生が認められている。
日本では1956年に小室らによって報告された。
宿主範囲は狭く,ニンジンアブラムシ,ニンジンフタオアブラムシによって永続的に伝搬される。Carrot motley dwarf病はCRLVとcarrot mottle virus(CMoV)との重複感染によって起こるといわれているが,CMoVは日本では確認されていない。
分類: ルテオウイルス Luteovirus
核酸種類: RNA
核酸鎖性: 1本鎖
核酸文節数: 1
蛋白種類数: 1
粒子形態: 球状
媒介者: アブラムシ
伝搬様式: 永続伝搬−循環型
汁液伝染: なし
種子伝染: なし
土壌伝染: なし


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