病原ウイルス 性状詳細

イチゴウイルス病 Strawberry virus disease
病原ウイルス : Strawberry latent C virus
イチゴ潜在Cウイルス(Strawberry latent C virus,SLCV)はPlant rhabdovirusグループに属し,粒子の形態や大きさはSCrVとほぼ同じであるが,
本ウイルスでは未成熟粒子やviroplasm様構造物はおもに核質に,成熟粒子は核膜間隙に存在することからSCrVとは異なるウイルスと考えられる。
Chaetosiphon属のアブラムシで永続的に伝搬される。わが国では,外国からの導入品種でおもに検出されている。
分類: 植物ラブドウイルス Plant rhabdovirus
核酸種類: RNA
核酸鎖性: 1本鎖
核酸文節数: 1
蛋白種類数: 4
粒子形態: 桿菌状(弾丸状)
媒介者: アブラムシ
伝搬様式: 永続伝搬−増殖型
汁液伝染: なし
種子伝染: 不明
土壌伝染: なし


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