キュウリ 黄化病

病原: Cucumber yellows virus (CYV)

病徴:第3葉から上の葉で葉脈間に退緑色の小型の斑点を生じるか,斑紋状の退色斑を生じる。病勢が進むと葉脈間が鮮黄化,硬化して葉縁が下側に巻く。
伝染:本ウイルスはオンシツコナジラミによって永続型伝搬を行う。 本病は媒介昆虫の増殖に適した秋〜初冬にかけて作付けされた作型に多発する。 本病の発症適温は20度前後である。主要な伝染源はキュウリの被害株と考えられ,年間を通じてウリ科作物が存在する地域で伝染環が維持される。施設では側窓部,出入口など開放・換気部近辺の株に多発する。
防除:施設の側窓,出入口を寒冷紗被覆し,媒介虫の飛来侵入を防止する。 また黄色粘着テープを施設外周,出入口,天窓下の畦上に2〜3メートル間隔に吊り下げて媒介虫を捕捉する。 薬剤は,スプラサイド水和剤,モレスタン水和剤,PAP乳剤などが媒介虫の防除に有効。予防対策として,施設周辺のオンシツコナジラミの防除と除草,収穫後の作物の早期処理が大切。

参考: キュウリ 黄化病 - 日本植物病名データベース