トマトモザイク病 Tomato mosaic |
病原ウイルス : Chrysanthemum mild mottle virus |
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キク微斑ウイルス(Chrysanthemum mild mottle virus,CMMV)およびTAVはCucumovirusグループに属し,キクが栽培されている世界各国で発生が認められている。 宿主範囲は広く,各種植物上での病徴はCMVに類似しているが,キュウリなどウリ科植物に全身感染しない(カボチャとメロンでモザイクを生じたとする報告が1例ある)。 またタバコ,とくにNicotiana glutinosaにひだ葉を生じやすく,ササゲとChenopodium amaranticolor接種葉のえそ斑点がCMVに比べて小型である。 キク科植物には広く感染し,ジニア,キンセンカ,エゾギク,レタスなどにモザイクを生じ,シュンギクに無病徴感染する。多種類のアブラムシによって非永続的に伝搬される。 |
分類 | : ククモウイルス Cucumovirus |
核酸種類 | : RNA |
核酸鎖性 | : 1本鎖 |
核酸文節数 | : 3 |
蛋白種類数 | : 1 |
粒子形態 | : 球状 |
媒介者 | : アブラムシ |
伝搬様式 | : 非永続伝搬 |
汁液伝染 | : あり |
種子伝染 | : なし |
土壌伝染 | : なし |
判別植物 | 接種葉 | 上位葉 |
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ペチュニア | L | M |
トマト | - | M |
タバコ | - | M |
ソラマメ | -,L | - |
センニチコウ | L | M |
ササゲ | L | - |
キュウリ | - | - |
N. glutinosa | - | M |
D. stramonium | L | - |
C. amaranticolor | L | - |
この病原による他の病害
トウガラシ(ピーマン)モザイク病 |
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