- 2008年4月〜
- 「Colletotrichum fragariae」。イチゴ炭そ病菌の不完全世代の旧学名。天敵Wiki参照。
- 「かぼちゃ クリスタル現象」。カボチャ果肉の一部が白く結晶化する症状。詳しくはこちら。
- 「カンジダ グラブラータ」。Candida glabrata。ヒトのカンジダ症の原因となる真菌の一種。
- 「Clostridium」。クロストリジウム属の細菌。破傷風菌やボツリヌス菌が有名。
- 「Streptococcus」。レンサ球菌属のこと。ヒトの病原細菌としてよく知られる。
- 「トマト ネクトリア」。Nectria haematococcaによる立枯病か。不完全世代は、Fusarium solani。
- 「ぶんぶん虫」。主にカナブンのことだが、コガネムシ類やハムシ類などのよく飛ぶ甲虫全般も。
- 2006年4月〜
- 「Acidovorax avenae subsp. avenae」。イネ褐条病の病原細菌。旧名は、Pseudomonas avenae。
- 「plum pox」。プラムポックスウイルス(PPV)による核果類果樹の病害。Sharkaともいう。詳しくはこちら。
- 「スナックエンドウ」。正式名称はスナップエンドウ。東京ガスのQ&A 食材情報を参照。
- 「蕪の繊維が硬い」。この季節、カブが「とう立ち(抽台)」して根部が硬くなったのでは。
- 「PepMV」。ぺピーノモザイクウイルス(Pepino mosaic potexvirus)。トマト等のモザイク病。
- 2006年1月〜
- 「タバココナジラミ タイプQ」「バイオQ」。タバココナジラミ バイオタイプQについては、天敵Wiki参照。
- 「Deuterophoma tracheiphila」「Anastrepha」。カンキツ立枯病とミバエ類。貿易関係者か?
- 「ニンジン キャビティスポット」「しみ症」。キャビティ・スポット(cavity spot)は、しみ腐病。
- 「Plectosphaerella cucumeria」(誤字)。P. cucumerinaは、線虫捕食菌らしい。
- 2005年4月〜
- 「メロン Macrophomina phaseolina」。炭腐病菌。スイカ炭腐病についてはこちらを参照。
- 「pestalotiopsis」。よく知られるのは、茶の輪斑病の病原菌 P. longiseta、P. theae。
- 「輸送病害 リゾップス」。用語としては市場病害。リゾプス(Rhizopus)属菌による青果物の腐敗か。
- 2005年1月〜
- 「イチゴ Colletotrichum acutatum」。葉枯れ炭そ病。詳しくは、あいち病害虫情報を参照。
- 「イチゴ 白ろう果」。着色不良果、色むら果ともいう。原因は、低夜温、日照不足など。
- 「ダイコン円形渇斑病」(誤字あり)。円形の褐斑といえば、わっか症のことか。
- 「はぐら瓜」。Cucumis melo L. 漬瓜の仲間で、白系はシロウリ、青系はアオウリともいう。
- 「グズマニア 花色が淡い」。単に花が終わりに近いのでは。園芸相談センターの回答を参照。
- 2004年9月〜
- 「水晶いも」。サトイモの水晶症か。詳しくは、富山県農業技術センター研究報告を参照。
- 「サーコスポラ」。Cercosporaか。ウリ類の斑点病(C. citrullina)ほか、多くは斑点性の病害。
- 2004年8月
- 「コスメティックペスト」。商品としての外観を悪くする病害虫のことらしい。
- 「内穎褐変病」「内頴褐変病」。Erwinia ananasによるイネの病害。夏の高温のせいか最近検索が多い。
- 「Ralstonia solanacearum」。主にナス科作物の青枯病。1995年に属名が Pseudomonas から変更された。
- 2004年7月
- 「pear decline」。ファイトプラズマによるセイヨウナシの病害。ナシキジラミによって媒介。
- 「タマネギ ピンクルート」。タマネギ紅色根腐病 (pink root rot)か。
- 「アグロバクテリウム」。Agrobacterium。根頭がんしゅ病 A. tumefacaciens、毛根病 A. rhizogenes。
- 2004年6月
- 「ツツジ グンバエ」。ツツジグンバイ(グンバイムシの一種)のことか。
- 「スターメラノーズ」。カンキツで銅水和剤を高温時に散布すると発生しやすい薬害(不整形の黒点)。
- 「Pseudomonas flourescens」(誤字)。Pseudomonas fluorescensは、拮抗作用による土壌病害抑制で話題。
- 「殺虫剤 キクスイカミキリ」。飛んでくる害虫は薬剤で防除できない。ネットで覆うとか捕殺するとか。
- 2004年5月
- 「ウメノキゴケ」。ウメやサクラの幹に付く地衣類。生えても特に問題ないが、美観を損ねる。
- 「トマト ゴールドスペック」。銀粉果。果実表面に出る白色の小斑点。カルシウム化合物の結晶らしい。
- 「サクラ テンマクケムシ」。天幕毛虫とはオビカレハの幼虫。巣の見た目ならアメリカシロヒトリかも。
- 2004年4月
- 「びわのたてぼや症」。ビワたてぼや病については、長崎県果樹試験場の情報を参照。
- 「みかんの葉の病気 絵描き病」。おそらくミカンハモグリガ。経験がない方なら病害に見えるか。
- 「リンゴ Venturia inaquaris」(誤字)。リンゴ黒星病菌は Venturia inaequalis。
- 「ぶどうの葉が先端から枯れる ナラタケモドキ」。ならたけ病というよりおいしいキノコ。
- 2004年1月〜
- 「pear sucker」。園芸用語としてサッカーは吸枝や台芽。ナシの場合なら台木から出た枝のことか。
- 「キュウリ バイラス」。バイラスはvirus(ウイルス)の英語読み。農家や園芸家の間では、萎縮や葉の縮れなどの症状の病名としてバイラス(病)という言葉が使われることが多い。
- 「Valsa ceratosperma」。リンゴ腐らん病の病原菌。「Cuscuta」。ネナシカズラ属(寄生植物)。
- 12月25日
- 「Ustilago maydis」「Sphacelotheca reiliana」。トウモロコシ、ソルガムの黒穂病菌。
- 「アブラナ科 アルタナリア菌 黒すす病」。Alternaria brassicicola。
- 「大根 黒芯症」。掲示板に載せているためかダイコンの黒心は検索が多い。原因は主にホウ素欠乏。
- 「トマト コルキールート」。褐色根腐病のこと。根が褐変しコルク化する。耐病性台木を使う。
- 8月20日
- 生理障害検索で「トマト 銀粉症」。銀粉果、あるいはトマトサビダニだがダニの被害と気付きにくい。
- メールで「桃を食べたら舌にピリピリ感を感じた」との質問。原因は嫌気条件での発酵か。
- 7月11日
- 「メロン 地際 ピンク」。つる割病が出てしまったら、その土壌でウリ科は栽培できない。
- 「環境ホルモン」を生理障害で検索。微量化学物質による植物への影響の研究はまだこれから。
- 「山茶花もち病」。サザンカに限らず植物名はカタカナで。もち病の防除は被害部の除去のみ。
- 「かなめもちの葉に赤い斑点が発生する」。ベニカナメモチ(レッドロビン)ごま色斑点病が出る季節。
- 5月8日
- 「胡蝶蘭の花に白い綿の虫」。ファレノプシスの名前ならば検索できたが。虫はカイガラムシ類か。
- 4月23日
- 「バラの花首が曲がる」。いわゆるベントネック。生け花の水をまめに交換するのが一番。
- 「キュウリ 葉 周囲 褐色」。おそらくCa欠乏によるチップバーンか。しかし環境要因の特定は難しい。
- 「ハサミの消毒 二次感染 群馬県」。検索したかったのは、この研究成果情報のことと思われる。
- 3月29日
- 「手まり灌木の新芽が食べられる」。さすがにテマリカンボク(手毬肝木)の登録はない。なお、春期に樹木の新芽が食べられる被害はウソなどの鳥による可能性も高い。
- 3月14日
- 「Bremla」。Bremiaのスペルミスか。例えば、レタスべと病菌 Bremia lactucae。
- 「すくみ症 イチゴ」。原因は複合的らしいが、効果的な対策はウイルスフリー株の使用とのこと。
- 2月20日
- 「Ascochyta caulina」。シロザ(アカザ)に対する病原糸状菌。シロザの生物的防除に利用する研究がある。
- 「Phyllachola」「黒ごま病」。イネ科牧草の黒ごま病菌は Phyllachora graminis。
- 2月10日
- 「ココア豆 魔女のほうきびょう」。カカオてんぐ巣病のことか。
- 「虹色ウイルス」。イリドウイルス(Iridescent virus)は昆虫の病原。
- 2003年1月31日
- 登録農薬データベース検索を公開してからアクセス数が増えている。ログを見ていると農薬名の書き間違い(覚え違い?)がかなり多い。農薬名が不確かな場合の検索は、農薬インデックスがお勧め。
- 12月15日
- 「切ったところ中が黒ずんでいた 大根」。ダイコンの根内部の褐変といえばホウ素欠乏かもしれないが、維管束部の黒変ならばFusariumかVerticilliumか。いずれにしても対策は予防のみ。
- 「キュウリ キャンカ」。日本ではウリ類 つる枯病のことだが、英語のcanker(キャンカー)はけっこう意味が広い病名。
- 12月2日
- 「イチゴのミルク果」。着色不良(白ろう果)のことか。クリスマスに向けてがんばっていただきたい。
- 「Asterinella hiugensis」。マダケ日向斑竹病の病原菌らしい。樹木類はまだしもタケとは。
- 「虫食い ラディッシュ」。ラディッシュの登録はないが、害虫についてはダイコンとほぼ変わりない。
- 「ファイトプラズマ」。比較的新しい用語のせいか登録がない。マイコプラズマであれば検索できる。
- 11月24日
- 「ダイコン 横帯症」を生理障害で検索。横しま症は原因が複雑らしいが、主にRhizoctoniaによる病害。
- 「ベースブランチ」。キクの生理障害として検索されていたが、どのような症状か不明。
- 11月11日
- 「エビコッカム」「変色米」。Epicoccum hyalopes か E. purpurascens のことか。
- 病害DBで「薬害」を検索。薬害は病害でも生理障害でもないが、当システムでは生理障害の方に含めている。
- 「かつお菜」。福岡の特産野菜でカラシナ属の高菜の仲間。旨味成分の遊離アミノ酸を多く含むらしい。
- 9月26日
- 「樹木の新芽が虫に食われる ばべのき」。中国地方の言葉でウバメガシを「ばべ」の木というらしい。
- 9月3日
- 「pleurotus eryngii」。食用キノコのエリンギの学名。もともとはセリ科植物の枯死した根部に寄生する。
- 「農作物病害虫雑草防除指針」。島根農試の病害虫DBには『防除法 「…防除指針」を参照』とあるが、島根県の防除指針はWeb上で公開されていない。防除法について詳しくは各県の病害虫防除所にお問い合わせを。
- 「イグサシンムシガ」。主要なイグサの害虫。詳しくは、福岡県病害虫防除所のページを参照。
- 「葉の中に虫が入り込んでいる」。検索でネギコガは見つかったが、ナモグリバエのランクが低かった。
- 8月28日
- 「ごま色斑点病」。庭木、特にカナメモチ(レッドロビン)で被害が出やすい病害。
- 「キュウリ 葉っぱにもらもらができる」。もらもらってどんな症状?
- 「ひとつばたごの葉が茶色い」「なんじゃもんじゃの木」。マイナーな樹木についてはデータがあまりない。
- 8月17日
- 「なすびにきずがつきいろがきえる」。ひらがなだけの文ではよい検索結果が得られなかったはず。なお接続先を見ると和歌山県の人らしいが、単にナスでなくナスビという呼び方の方が普通なのだろうか。
- 7月24日
- 「メロン ホモピシス」。ウリ類のホモプシス(Phomopsis)根腐病のことか。
- 「稲いもち病感染 ブラスタム」。BLASTAMで検索すればよかったが、カタカナでも十分通用する言葉なのは確か。
- 7月15日
- 「monilia」その後「sakuranbo」。オウトウ灰星病(モニリア病) Monilinia fructicola のことか。福島県果樹試研報11号に灰星病(モモ)の詳しい解説がある。
- イチゴの種浮き果について、メールで問い合わせがあった。その原因や対策はよくわかっていないらしいが、一応は受精不良による奇形果に含まれるか。岩手県農研セ研究レポートNo.1に、品種‘北の輝’における種浮き果の発生について若干説明がある。
- 「エルビニア カロトボーラ」。学名でカタカナだが、軟腐病菌 Erwinia carotovora。
- 7月10日
- 「低アミロ化影響指数類積値計算プログラム」を生理障害で検索(誤字あり)。検索エンジンには含まれていなかったが、コムギの低アミロ化は、確かに重要な生理障害。
- 「ジネンジョの葉が枯れる」。ヤマイモやナガイモで検索すれば多少は見つかるのだが。
- 7月2日
- 「さつまいもの葉が赤い」。葉が赤いといえばリン酸欠乏による生理障害か。今の時期でないなら低温とか。
- またタバコの灰についての質問メールが来た。灰に含まれる程度のTMVやニコチンの影響を気にするくらいなら、喫煙を減らして健康に気を付けた方がいいだろう、と思った今日この頃。
- 6月20日
- 「桑ドウ枯病」で検索。「クワ胴枯病」と書けばすぐ見つかるのだが…。
- 「イチョウ病」→「胃腸病」→「いちょう病」→「銀杏病」。結局は「萎凋」と変換できずじまいだったらしい。これに限らず病害名の多くは自分でパソコンに登録しないと変換できない。
- 6月17日
- 「トマトの尻腐れ」が病害虫の方で検索されていた。典型的な生理障害(カルシウム欠乏)だが、確かに一般には生理障害と病害の違いがそれほど認識されていないともいえる。
- 「クルミ最近病」。誤字がおもしろかったので…。でもクルミのデータの登録がないので仕方ない。
- 6月13日
- 「丸虫が雌花につく かぼちや」。丸虫とはダンゴムシのことだと調べてみて初めて知った。ダンゴムシは作物を食害する害虫でもあるが、Web上を探すと「不快害虫」として扱われることが多い。
- 「根っきり虫」。ネキリムシ(根切り虫)といえば、カブラヤガ・タマナヤガの幼虫か、コガネムシの幼虫か、地方や人によっても違うらしい。
- 「羽虫がたかる」「小さい虫が大量発生」のログ。ハムシ(葉虫)だろうか。羽のある虫ということであれば、色が白いならコナジラミか、ありがちなコバエ類(ショウジョウバエ等)か。
- 2002年6月1日
- つい最近、小バエ(ショウジョウバエ?)の駆除についてダイレクトメールで質問が来た矢先に、おそらく別の人によると思われる「こばえ」のログがあった。そのため病害虫・生理障害掲示板に、有名サイトの「園芸相談掲示板」から引用する形でその回答をアップした。
- なぜか「オオシロカラカサタケ」のログあり。中毒被害が少なくない毒キノコらしい。
- この検索システムの利用者としては、農業関係者よりも家庭園芸をする人がずっと多いのは確か。それだけに、花やハーブに関する情報が少ない点はなんとかしたいという気がする。
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