ナス褐色斑点病 |
病原糸状菌 : Thanatephorus cucumeris (Frank) Donk |
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菌糸は多核性,褐色で太く,径7〜12マイクロメートル。 分岐は菌糸先端細胞の隔壁直下から生じ,分岐部はややくびれ,先端はしばしば直角方向に伸長すると共に,分岐点近くに隔壁を生ずる。 担子器は無色,単胞,円筒形で頂端に2〜4個の小柄を生じ,その上に担子胞子を着生する。 担子胞子は無色,単胞,楕円形〜円形,大きさは6〜9マイクロメートルである。 菌核は褐色不正形で,その大きさは一定しない。菌糸からたる形〜楕円形,数珠状の厚壁化細胞を作る場合がある。多くの作物を侵すが,病原性や培養型,菌糸融合の有無によってそれぞれ数種類の系統に分けられる。生育適温は系統により異なるが,25〜30度である。 |
分類 | : 担子菌 Basidiomycotina |
形成 | : 胞子は担子器上に形成 |
色 | : 無色透明又は淡色 |
形態 | : 球,楕円,紡錘,繭,卵,洋梨,俵,短円筒 |
室数 | : 単細胞 |
様式 | : (不明) |
器官 | : (不明) |
構造 | : 有隔壁菌糸 |
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